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鷺の杜小学校通学路の安全確保について(2024/3/19)




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鷺の杜小学校通学路の安全確保について(2024/3/19)

鷺の杜小学校通学路で小学生が狭い踏切を渡って登校しなければならない問題についての区議会での質疑応答を報告します(令和6年第1回定例会本会議一般質問)。令和3年度に中野区は、鷺の杜小通学路における児童の安全対策の実施や西武新宿線横断施設構造物の検討を行う作業に予算を付けました。また、令和4年度に「鷺宮小学校・西中野小学校統合に係る通学路・安全対策の検証」が行われましたが、結論が出ないまま開校を迎えてしまいました。
西武線の連続立体交差化事業(井荻駅から西武柳沢駅間の工事決定プレスリリース.東京都 2024年3月6日)があったように、現在工事中(中井~野方駅間)以降の計画が大詰めを迎えているこの時期に鷺宮2号踏切付近に箱モノを作るのは時期尚早というのが、区側の考えであるように思います。
地域の方々も心配しているこの問題について、現状を踏まえた現実的な路線で鷺宮二号踏切の運用に向けた安全対策や、トラブルの事前把握と問題解決に向けて、知恵を絞っていこうと思います。皆様の意見も是非お聞かせいただきたいと考えています。よろしくお願いします。

    区議会・質疑応答内容(一部抜粋)

  1. 令和4年の「鷺宮小学校・西中野小学校統合に係る通学路の安全対策の検証」では、跨線橋案と地下横断歩道案があったが、どちらの案も選択されなかった。その検討では何が検討され、なぜ結論を見出せなかったか。
    【回答】跨線橋、地下横断歩道、平面交差について、工期や概算事業費、鉄道の連続立体交差化との関係などの調査を行ったが、連続立体交差化の構造形式などが未確定であるなど、庁内関係部署との調整の結果、設置の可否について結論には至らなかった。
  2. 令和6年度予算の主な取組には、「西武新宿線の横断施設を整備する場合の構造物の検討を行う。」とあるが、前回、見出せなかった結論を出すことができるのか。また、前回の検証と何が違うのか。
    【回答】令和6年度は、跨線橋や地下横断歩道を整備する場合の具体的な設置場所や施工方法などを調査し、設置に係る課題や設置の可否について、教育委員会事務局と関係部署で検討を進めていく予定である。
  3. 通学路となる踏切には警備員が立つと聞いているが、電車等の遅延により踏切が開かない場合の児童への対応や迅速な学校への報告など、警備員への指導は考えているのか。
    【回答】区では、鉄道の遅延等により、児童が踏切を横断できず、8時30分までの登校時間に間に合わない場合や、鉄道運行の詳細状況を把握できずに、10分以上、遮断機が上がらない場合などは、踏切に配置する警備員等が学校に児童の人数などを連絡することを考えており、委託仕様書に明記していく。
  4. 町会や自治会には、4月から鷺宮2号踏切が通学路になるという情報は伝わっているが、2号踏切を利用する人や近隣の人に周知されているのか。
    【回答】鷺宮2号踏切の近隣の方には、直接、踏切付近に鷺の杜小学校の児童が滞留することも含め、周知・協力をお願いしている。また、踏切を横断する方には、今後、付近の掲示板等で周知するなど、効果的な周知方法を検討しているところである。
  5. 立体横断施設が設置されていない理由のひとつに、西武新宿線の立体交差事業が始まった場合、横断施設を除却しなくてはならないという制限がある。東京都の事業である立体交差事業の結論を東京都が出さなければ、横断施設を設置することができないのか。また、中野区として、子ども達のために、横断施設の設置について、関係機関と積極的に協議を進めていく必要があると考えるが、改めて区の意志を伺う。
    【回答】立体横断施設は子ども達の安全のために設置することが望ましいと考えており、その整備・検討にあたっては、庁内関係部署が連携しながら、西武鉄道など、関係機関との協議を進めていく考えである。

    西武線の連続立体交差化事業・関係情報

  1. 井荻駅から西武柳沢駅間の工事決定・プレスリリース.東京都 2024年3月6日
  2. 中井駅~野方駅間工事状況

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